シネ・ウインド30年目記念インタビュー第11弾は、Noism 井関佐和子さんの登場です。
Noismは、りゅーとぴあの舞踊部門芸術監督・金森穣さん率いる、日本初の劇場専属舞踊団。井関さんは2004年4月の設立からずっとNoismのメンバーであり、舞台に登場しただけで観客の視線を集め、ただならぬオーラを発する、Noismの、いや、新潟の輝くミューズです。
Noismのことはもちろん、井関さんが踊りを始めたきっかけや、16歳での留学、この10年で変わった新潟の印象、今後の公演予定、そして、30年目のシネ・ウインドへのコメントなど、いろいろ伺いました。
6月6日から8月1日までロングラン公演だった「箱入り娘」の記憶も新しいNoismですが、この夏は休む間もなく活動が続きます。
8月21日から新潟市文化創造アドバイザーである金森穣さんがアーティスティックディレクターを務める「NIDF2015―新潟インターナショナルダンスフェスティバル」がスタート、9月4日にはNoism0公演「愛と精霊の家」。その前にNoism2もあるし、「水と土の芸術祭」のNoism1メンバー振付公演も。まさに、新潟の文化シーンに注目するなら、Noismから目が離せない状態です。
※「箱入り娘」は9/14・15、韓国・ソウルで開催されるBeSeTo演劇祭への参加が決定したそうです!
インタビュー終了後に、井関さんにご案内いただいて、Noism0が稽古しているスタジオへ、ちょっと顔を出させていただきました。休憩中で、スタジオにいらしたのは、山田勇気さんと奥野晃士さん。
アットホームな雰囲気で、先日の公開リハで金森さんが話していた「Noism0は大人」という言葉が、なるほどと思いだされます。
「愛と精霊の家」は、新潟では上演されていない、金森穣・井関佐和子によるプライベート・ユニット”ユニット・シアン”の作品、「シアンの家」が原案。その意味でも、待ちに待った公演なのです。
Noism0「愛と精霊の家」、本当に楽しみです。
★井関さんの本、『Noism井関佐和子「未知なる道」』をシネ・ウインドで販売中。これを読んでから10月号のインタビューを読むと、またおもしろいと思います。
★シネ・ウインド代表齋藤正行は、舞踊家 井関佐和子を応援する会「さわさわ会」の会長です。
皆さんも会員になって、一緒に井関さんを応援しませんか。会員募集中!http://www.sawasawa-kai.com
(月刊ウインド編集部 市川明美)
※8/15、りゅーとぴあにて。インタビュー掲載は月刊ウインド10月号(10/1発行)
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●2015年9月4日(金)19:00開演
Noism0 ノイズムゼロ 新作「愛と精霊の家」
*NIDF2015―新潟インターナショナルダンスフェスティバル、「水と土の芸術祭2015」参加作品
演出振付:金森穣 出演:井関佐和子、山田勇気、小㞍健太、奥野晃士、金森穣
会場:りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館〈劇場〉
情報ページ→http://noism.jp/nidf2015/
●2015年8/22(土)・23(日)18:30、20:30開演(計4回)
Noism2×永島流新潟樽砧伝承会 赤降る校庭 さらにもう一度 火の花 散れ
演出振付:山田勇気 出演:Noism2、永島流新潟樽砧伝承会
会場:水と土の芸術祭2015 ベースキャンプ(旧二葉中学校) グラウンド
情報ページ→http://noism.jp/npe/noism2-tarukinuta/
●Noism1メンバー振付公演8/29(土)・30(日)・9/5(土)・6(日)
「水と土の芸術祭2015」のアート作品からインスピレーションを得て、Noism1メンバーが振付。
入場無料・申込不要(予定)
主催:水と土の芸術祭2015実行委員会
情報ページ→http://noism.jp/npe/noism1-members-creation/