「中国・韓国陶磁展」「土門拳写真展」開場式に行ってきました!

2015年10月25日
シネ・ウインド

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10月24日(土)、「東アジア文化都市2015新潟市 中国・韓国陶磁展 愛知県陶磁美術館所蔵品による」&「東京工芸大学 写大ギャラリー40周年記念 土門拳写真展―古寺巡礼―」の開場式に行ってきました。会場は新潟市新津美術館

開場式では、古木新潟市副市長、趙趙建熙駐新潟韓国総領事。季文斌中国駐新潟副総領事、愛知県陶磁美術館・下畑昌史館長、東京工芸大学・吉野弘章教授、写真家・細江英公さんの御挨拶がありました。

なかでも、写大ギャラリーの開設に尽力した細江英公さんの「土門拳の親友である亀倉雄策とかかわりのある新潟での開催が嬉しい」という、あたたかく力強い言葉と声に、長きにわたり日本の写真界を支えてきた存在の大きさを感じました。

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テープカットに続いて、会場を観覧。
まずは「土門拳写真展」。写真はもちろん、コーナーごとに紹介されている土門さんの言葉も、とても印象に残るものでした。

広隆寺の弥勒菩薩半跏像や平等院など、昔訪れたことのある場所が多く、懐かしい想いがするとともに、これまで知らなかったお寺などもたくさんあり、いつかゆっくり現地を訪ね歩いてみたいと思いました。

「写大ギャラリーコレクション名作展示」という小さなコーナーがあったのですが、その充実ぶりにびっくり。
細江英公さんをはじめ、木村伊兵衛、東松照明、エルスケン、ユージン・スミス…きらぼしのような写真家の作品がずらり。ほぼ一点ずつなのに、その個性が十分に伝わってきて、「写大ギャラリー」のすごさがよく伝わるコーナーでした。

続いて「中国・韓国陶磁展」。
動物のように踏ん張って立つ「白陶鬹(はくとうき)」のフォルムの素晴らしさ。
後漢時代の墓には、竈と井戸と厠が必ずといっていいほど、おさめられたという、そのミニチュアのおもしろいこと。黒釉の文様の美しさ。
華やかさ、シンプルさ、素朴さ、リアルな造形などなど、様々な陶磁の美を堪能できる、多彩な展示でした。

「中国・韓国陶磁展」「土門拳写真展」、どちらも時間をかけてゆっくり観覧したい良質の展覧会です。ぜひ皆さんも足を運んで、自分の目で味わってみてください。

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《おまけ1》

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新津美術館へ行く途中。沿道のコスモスがきれいでした!

《おまけ2》
10月24日(土)・25日(日)は、「にいがたアニメ・マンガフェスティバル がたふぇすVol.6」が、万代シテイや古町で開催されていました。
写真は、シネ・ウインドのご近所、BP2前に登場した、実物大・イングラム”(全高10m)。実写映画「THE NEXT GENERATION パトレイバー」の撮影でも使用されたものだとか。サイレンとともに立ち上がるデッキアップ、かっこよかったですよ~!!

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(月刊ウインド編集部 市川明美)

※月刊ウインド12月号に記事掲載予定

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「東アジア文化都市2015新潟市 中国・韓国陶磁展 愛知県陶磁美術館所蔵品による」http://www.city.niigata.lg.jp/nam/exhibitions/ceramics2015.html
「東京工芸大学 写大ギャラリー40周年記念 土門拳写真展―古寺巡礼―」

同時開催
会期:2015年10月24日(土)~12月6日(日)
※11/24(火)および月曜休館(ただし11/2、11/23は開館)
開館時間:10:00~17:00(券売は16:30まで)
会場:新潟市新津美術館 (新潟市秋葉区蒲ケ沢109番地1)
料金:それぞれ、一般600円 大学高校生400円 中学生以下無料
※2展覧会セット券1,000円
問い合わせ先:新潟市新津美術館 電話:0250-25-1300