6/17(金)まで上映している、レビー小体型認知症の妻・弥生さんと献身的に支える石本浩市医師を映したドキュメンタリー映画『妻の病 レビー小体型認知症』。
愛する人が認知症になったとき、いったい何が大切なのかを、観る人に問いかけてきます。
一歩一歩を大切に歩いていく夫婦、その姿にきっと胸打たれる方も多いと思います。
6/11(土)の上映初日にあわせ、伊勢真一監督が来館、各回上映後には舞台あいさつがありました。
6/12(日)には石本さんも来館され、伊勢監督と2人で上映後にトークを行いました。
快晴でむしむしした暑さにもかかわらず、空席がほぼない状態。ありがとうございます。
監督と石本さんは、小児がんと闘う子供たちを記録したドキュメンタリー映画『風のかたち』制作時からの長い付き合いとのこと。
弥生さんの病が進行していったのは、石本さんが高知県の自分のクリニックと東京の病院の往復生活をしていた時期。忙しい石本さんを想う弥生さんの気持ちを知った時はグッときたと話され、観客の方々は深くうなずかれていました。
質疑応答の時間では、認知症家族の方からのお悩みや相談に真摯に応えていた石本さん。
トーク後のサイン会も好評でした。
伊勢監督、石本さん、お忙しい中お越しいただきありがとうございました!
伊勢真一監督『ゆめのほとり 認知症グループホーム福寿荘』は6/18(土)から1週間限定で上映します。
北海道の認知症グループホームの日常を映し、一人ひとりの物語をスケッチした、穏やかで、静かで、優しいヒューマンドキュメンタリーです。
『妻の病 レビー小体型認知症』の対になる作品です。こちらも合わせてお越しください。
31周年祭の企画の1つ、「キネマ談話室」で伊勢監督の30秒動画を撮影しました。
(撮影:31周年祭実行委員会スタッフの新大映画倶楽部)