〈ソビエト時代のタルコフスキー〉鏡

〈ソビエト時代のタルコフスキー〉鏡
2020/12/1212/18

タルコフスキーの自伝的要素の濃い作品。
過去と現在の交差から〈私〉の記憶が蘇る。家族の許から去った父。母の職場の同僚の死。第二次世界大戦、文化大革命、中ソ国境紛争など、激動の世界情勢を通し、心情風景が形づくられる。
母の場面に流れるのは、タルコフスキー自らが詠む実父アルセニー・タルコフスキーの詩である。
1975年撮影。