アプローズ、アプローズ!~囚人たちの大舞台~

アプローズ、アプローズ!~囚人たちの大舞台~
2022/11/1912/2
アプローズ、アプローズ!~囚人たちの大舞台~

ラスト20分。感動で、あなたはもう席を立てない!

【イントロダクション】
『マドモワゼル』や『灯台守の恋』などの名脚本家としても知られるエマニュエル・クールコルの監督第二作である本作は、ライブでの開催を断念したコロナ禍の2020年カンヌ国際映画祭において、授賞の無いオフィシャルセレクション・カンヌレーベルに選出された。その後フランスの度重なるロックダウンを経て2021年9月にようやく劇場公開されると、ポックスオフィス初登場第二位のスマッシュヒットを記録。フランス国中を感動と熱狂の渦に巻き込んだ。

【ストーリー】
囚人たちの為に演技のワークショップの講師として招かれたのは、決して順風満帆とは言えない人生を歩んできた崖っぷち役者のエチエンヌ。
彼は不条理劇で有名なサミュエル・ベケットの『ゴドーを待ちながら』を演目と決めて、ワケあり、クセありの囚人たちと向き合うことに。
しかしエチエンヌの情熱は次第に囚人たち、刑務所の管理者たちの心を動かすことになり、難関だった刑務所の外での公演を実現するまでに。
ただ思いも寄らぬ行動を取る囚人たちとエチエンヌの関係は常に危うく、今にも爆発しそうでハラハラドキドキの連続。
その爆弾は、舞台の上でもいつ着火するかわからない。
ところが彼らのその危なげな芝居は、むしろ観客や批評家からは予想外の高評価を受けて、再演に次ぐ再演を重ねる大成功!
そして遂にはあのフランス随一の大劇場、パリ・オデオン座から、最終公演のオファーが届く!!
果たして彼らの最終公演は、観衆の 喝采アプローズ の中で、感動のフィナーレを迎えることができるのだろうか?