ミニシアター＝銀平スカラ座に集う人々の映画愛＆映画館愛あふれる傑作『銀平町シネマブルース』。本作のシネ・ウインド公開を記念し、2/25(土)初日に出演の小出恵介さんと日高七海さんが来館、舞台あいさつを行ないました。
当日は粉雪が舞う寒さ厳しい日。果たしてお客様は！？と不安なまま開場しましたが、不安を吹き飛ばす人数の入場になりました。そしてゲストのお二人も新潟に到着。寒さに少し驚いたご様子でしたが入場状況に安心されたご様子。そのまま劇場にご案内して上映終了をお待ちいただきました。
初のシネ・ウインドご来館だった小出さんは会員用の蔵書や館内の文学関係資料に関心をお持ちになったようで、映画のみならずいろんな文化に関心をお持ちな人という印象を受けました。また2019年の『無限ファンデーション』以来2度目のご来館だった日高さんは当時書いていただいたサイン色紙や資料に思いで深くご覧になっていました。
そして舞台あいさつ。この企画を聞いた時の印象や城定秀夫監督や共演者の皆さんとの思い出、更に見た方なら記憶に残る映写技師役の渡辺裕之さんとのダンスシーンなど、深みのある優しい声でていねいに語ってくれました。また演じた役柄（映画館バイト・大崎美久）のキャラクターについて、撮影時のエピソードを交えユニークに教えてくれた日高さんの秘話も来場のお客様には忘れられない思い出となったことでしょう。
舞台あいさつ後のサイン会でもお客様とにこやかに会話を交わす小出さんと日高さん。そして最後にシネ・ウインドの映写室をご案内しました。いま『銀平町シネマブルース』を映したばかりのデジタル上映機器にも、小出さん出演作『恋空』を昨年上映した昔ながらのフィルム映写機にも興味を示してくれたお二人。映画館愛にあふれた映画と共にいらした素敵なゲストが来てくれたせいか、以降のデジタル機器もフィルム映写機も普段に増してよい調子で作動しているように思います。本当です。
『銀平町シネマブルース』上映は3/10(金)まで。ミニシアターの映画をぜひミニシアターでご覧ください。
★シネ・ウインド上映情報
