『それでも私は生きていく』
5/27㈯～6/9㈮
これぞフランス これぞレア・セドゥ
新潟フレンチ・コネクション第1弾上映。今やフランスを代表する女性監督といえるミア・ハンセン＝ラブ監督が、父の病への悲しみと新たな恋への喜びという相反する感情に直面したシングルマザーの心の機微を、自身の経験を基に描いたヒューマンドラマ。現代フランス映画界の至宝＝レア・セドゥが主演を務め、『王妃マルゴ』のパスカル・グレゴリーが父ゲオルグ、『わたしはロランス』のメルビン・プポーが恋人プポーを演じます。レア・セドゥ、本当にいい俳優です！
『パリタクシー』
6/10㈯～6/23㈮
忘れられない 思い出のドライヴ
新潟フレンチ・コネクション第2弾上映。訳ありのタクシー運転手が乗せたのはお喋り好きの老貴婦人。マダムは若かりし頃、熱々だった時代を振り返り、ある思い出話を語り聞かせる。立場や年齢差を越えるヒューマニスティックとパリの景観が華麗におさめられた、見事な風格を見せる秀作ドラマ。思いやりが染み渡ったイタリアの『丘の上の本屋さん』をご覧になった方は是非、こちらにも注目していただきたいですね。
『ウィ、シェフ！』
7/1㈯～7/14㈮
厨房では性別・年齢・民族すべて関係なし
新潟フレンチ・コネクション第3弾上映。「ウィ、シェフ」とは厨房でシェフの指示に応える料理人の返事です。そして原題の「LA BRIGADE」とは軍隊用語で「旅団」を意味します。段取りから下拵え、調理、盛り付け配膳まで、料理人という一流の職能が、厨房でどのように活きているか。気難しい一流シェフと移民少年たちが料理で繋がる物語を、フランス映画界が手塩にかけて映画化。風味豊かなテンポ・個性で描かれる逸品です。