上映企画部だより2023/12/4

2023年12月4日
若槻

毎週月曜日はシネ・ウインド会員による運営機関「上映企画部」打ち合わせの日です。

 38周年祭も終盤。入場者数も目標値を超すことができました。たくさんのご来場ありがとうございます。今後ともシネ・ウインドをよろしくお願いいたします。

 本日の会議にて、少し気がかりとなりましたのは、映画の題名、タイトル、邦題についてです。題名は作品の顔であり、全身であり、心臓ですね。映画のタイトルとは昔からいろいろなものがありました。外国語を訳したもの、作品のテーマ、主人公の名前、配給担当の直感、造語、なんだかよく分からないものまで。これからも様々な題名が命名されていくことでしょう。

 さて、上映作品の一覧と成績を見ていきますと、正直、「このタイトル(邦題)はどうなんだろう…?」と思うことも無くは無いです。題名だけで後ろ向きな気配を感じてしまう作品の動員数が他と比べると…という厳しい結果も実際に出ています。勿論、自分たちで題名を変えてしまうことなど出来ないので、そういった作品こそ、「是非観たい」と思ってもらえるよう案内していけるような表現力を培い宣伝できれば、というあたりが課題となりました。…とは言いましても、やはりタイトルはシンプルで覚えやすく、分かり易いものがいいですね。

 さてさて、2023年末から2024年始(12/31㈰、1/1㈪休館)の上映作品を公開しました。

響け!情熱のムリダンガム』(アンコール上映)

ゴーストワールド』(22年ぶりリバイバル)

猫と、とうさん』(猫映画上映企画)

スイッチ 人生最高の贈り物』(スペシャル熱血韓)

以上4作品のプログラムでお送りします。年末年始に相応しいラインナップかと思います。是非劇場にてご鑑賞ください。