映画〇月〇日、区長になる女。

映画〇月〇日、区長になる女。
2024/6/16/14
6/1(土) ペヤンヌマキ監督 初日舞台挨拶
映画〇月〇日、区長になる女。

ここには希望がある

人口57万人、有権者数47万人という規模の区長選にも関わらず、わずか187票差で決着した2022年 杉並区長選挙。この選挙に立候補し現職を破った岸本聡子と彼女を草の根で支えた住民たちに密着したドキュメンタリー『映画 ◯月◯日、区長になる女。』
(エイガ マルガツマルニチ クチョウニナルオンナ)が2024年1月2日よりポレポレ東中野(東京都・中野区)にて劇場公開が決定しました。
監督は杉並区在住の劇作家・演出家ぺヤンヌマキ。彼女が長年住むアパートが道路拡張計画により立ち退きの危機にあることを知り、止める方法を自身で調べ動き始めたのが本作制作のきっかけです。
監督自身が地域問題の当事者となり、今まで無縁の世界だった選挙、政治の世界へカメラ片手に飛び込み、住民たちと連携し、学び悩む記録でもあり、それ以上に候補者と支援者たちと悩み考えぶつかりながら、合意形成のため対話を積み重ねていくリアルなやり取りが数多く記録されています。「この選挙方法で良いのか?」「住民要求とは?」「政策とは?」「そもそも公共とは?」

本作主題歌は、杉並区民が作った応援歌『ミュニシパリズム』を、黒猫同盟(上田ケンジと小泉今日子)がカバーした『黒猫同盟のミュニシパリズム』。「ミュニシパリズム」とは、地域に根付いた自治的な民主主義や合意形成を重視する考え方で、本作の重要なテーマとなっています。

そして選挙後に起こった動きに、新たな光を感じます。
私たちの生活は、政治と繋がっている、もう黙っていられない。
◯月◯日、次はあなたかもしれない。