9/7㈯~9/13㈮ ※火曜休館
🎞🎞第1弾上映作品💺💺
世界を悪魔の呪縛にまきこんで―――!ニュー幻想恐怖ムービー日本に上陸!!
古い店先に置かれている黄金色のパズルボックス。ちょっと見たところでは、普通のおもちゃ箱と何ら変わらない。だがこの箱が〈四次元世界の悪霊〉をこの世に送り込む血の通路だったとしたら――!
人間を地獄へと引きずりこむ謎の恐怖――かつてないショッキングな題材をテーマに、全世界を悪魔の呪縛にまきこんだのがこの『ヘル・レイザー』だ!突如として血肉の断片と化す人間、ケロイド状の肉体となって蘇生する骸骨、生身の人間を餌食にしていく悪霊――〈ヘル・レイザー〉に関わったすべての人が、気づかないうちに惨劇に足を踏み入れていく。人間の欲望をあざ笑うかのような〈ヘル・レイザー〉とはいったい何なのか。そして悪霊の正体とは――?
あふれる緊迫感のなかで現実と幻想が交錯するニュー幻想恐怖ムービー『ヘル・レイザー』こそ底知れぬ謎に包まれた悪魔の手によるゲームなのである!
〈イギリスのスティーブン・キング〉鬼才クライブ・バーカー、映画に進出!
“彼の作品を読むと、ほかのホラー作家はこの10年間眠っていたような気にさせられる”
『シャイニング』や『クジョ―』で知られるホラー小説の大家、スティーブン・キングがここまで言い切ったというイギリスの若手作家クライブ・バーカー。そんな彼が自らの原作・脚本をもとに初めて監督にあたったのが、『ヘル・レイザー』である。
バーカーは1952年生まれ、リバプールの出身。小さい頃からファンタジー小説が大好きで、舞台脚本家をへて短篇小説を書きはじめた。1985年に世界幻想文学大賞、イギリス幻想文学賞を独占。『ミッドナイト・ミートトレイン』などを含めた『クライブ・バーカー血の本シリーズ』が日本でも発売されている。文壇にセンセーショナルに登場したあと、その鮮烈な美学と幻想的雰囲気をスクリーンに持ちこむことに成功。『ヘル・レイザー』ではついに恐怖映画の歴史をかえてしまったのである!
戦慄!恐怖!血肉の地獄絵図――美少女ヒロインを襲う惨劇!!
そしてバーカーが心血を注いだ『ヘル・レイザー』で、美少女ヒロインに抜擢されたのが新星亜種レー・ローレンスだ。彼女にとってはこの作品が本格的な映画デビュー。〈ヘル・レイザー〉の惨劇に襲われつつも最後まで闘いぬくカースティ役をここでは見事に好演している。愛らしい顔立ちが恐怖のなかで大人びたセクシーな表情を秘めていく――。その一瞬に並々ならぬものを感じさせるひさびさの大型新人の誕生である!
ほかには『ダーティハリー』で犯人役を演じ強烈な印象を残したアンドリュー・ロビンソン、舞台出身のクレア・ヒギンズが出演。想像を絶するドラマ展開に独特の緊迫感を与えている。また『スターウォーズ/帝国の逆襲』『エイリアン2』を手がけたボブ・キーンが特殊メイクを担当。こうして恐怖の地獄絵図は、かつてない戦慄を生み出すことになった!『ヘル・レイザー』、悪魔からの挑戦をあなたは受けることができるだろうか!(1988年日本初公開版チラシ解説文)