巷にグルメものや刑事ものドラマは溢れているが、この二つを融合したドラマは本作が初めてではないだろうか。ここにその画期的な作品「マンチの犬」が誕生した! 今回は本作上映をシネ・ウインド39周年祭のオープニング企画としてお届けしたい。
「マンチ」とは、大麻吸引で食欲が増大した状態のことをいうそうだ。主人公は二人の刑事コンビ。そのマンチ状態で明晰な推理力を発揮し、不可思議な事件の裏を探っていく。そうこの作品は本格ミステリーでもある。笑えて、ハラハラさせて、お腹もすく、「深夜食堂」+「孤独のグルメ」+「相棒」+「あぶない刑事」<「マンチの犬」である。
本作は、自主映画の祭典等で上映され、そのたびに話題をよび多くのファンを集めてきた。一話約30分の作品が全三本作られている。今回はその「マンチの犬」シリーズを、一度に全作放出!という大サービス企画だ。
監督・脚本・音楽・料理監修まで行うのは、最近では「シモキタブレイザー」や「クオリア」の脚本を手掛け、他に異色作を何本も監督している鬼才・賀々贒三。 新潟市出身で、約20年前の高校生時代、シネ・ウインドに何度も出入りしていたかがけんぞうくんだ。あの頃からちょっとヘン!?なキャラぶりを発揮していたが、本作はまさにその才気が開花した傑作!!である。騙されたと思ってみてみたら、クセになること間違いなし!!
当然!賀々贒三監督も来館し、上映後はトークショウも開催! ぜひぜひ上映に参加してアツイ時間を共有していただきたい。
2024年11月23日(土)
15:00 「マンチの犬」3作品一挙上映
※ 上映後、賀々贒三監督トーク (17:15終了予定)
★料金 大人1900円、学生・シニア1300円、シネ・ウインド会員1200円
※ チケットはオンライン座席予約サイト(コチラ)で購入できます(カード決済のみ)。また劇場窓口でもお買い求めいただけます
※ 各種招待券は使用不可
※ 補助席は通常座席完売後、窓口でのみ若干数販売します