2025/3/8~3/9
3/8(土)特別料金:通常料金+1000円
3/8(土)「ピアニストを待ちながら」同時上映&七里圭監督来館

(C)charm point
80歳を超えてなお旺盛な創作活動を続ける、日本を代表する現代詩人・吉増剛造が、2019年に京都のライブハウスでオルタナティブロックバンド「空間現代」と朗読ライブ「背」を開催した。その年の夏、吉増はかつて津波を引き起こした海に面する宿の小部屋で、窓から見える霊島・金華山をながめながら「詩」を書いた。その「詩」に歌人・斎藤茂吉の短歌からの引用を加え、マスクや目隠しを用いながら、声の限りに叫び、朗読し、その持てる力を使い透明なガラスにドローイングする。吉増の鬼気迫るライブパフォーマンスの記録から、吉増から放たれる言葉の背後を浮き彫りにしていく。