表紙は、“「ちゃんと好き」ってどういうこと?”というキャッチが刺激的な映画
「サッドティー」。(6/28~7/11上映)。
第24回にいがた国際映画祭作品を含む、6月のシネ・ウインド上映作品紹介&時間を完全掲載。
ゲスト来館レポートは7/19からの再上映が決まった「夢は牛のお医者さん」主演・丸山さん&
TeNY久保田アナ&時田監督&笛人・本宮宏美、
「SAVE THE CLUB NOON」宮本監督&企画・佐伯さん、
「ある精肉店のはなし」纐纈監督。
特集はスタッフが実際に歩いて感じた内野の魅力いっぱいの「ブラウインド 内野・新川編」。
演劇取材記事は「りゅーとぴあ芸術監督・笹部博司に聞く 井上芳雄による『夜と霧』」(公演:7/18~20)と、
「劇団ハンニャーズ取材 月潟稽古場改装と7月公演」(7/13~の公演「ウルトラリップス0」が楽しみ♪)。
他にも、感想やオススメ、連載など盛りだくさん。
コラムニストでアルビレックス新潟ウォッチャー えのきどいちろう「どうしてこんなに映画なんだろう」、
天満天神繁昌亭支配人・恩田雅和「南の果てより愛をこめて」、好評連載中!
●6/15(日)は父の日。今年は「シネ・ウインド入会」を贈りませんか。
一緒に映画を見て、共通の話題で会話も楽しく(^.^)
どんな「もの」より、そんな時間が、お父さんの心を掴む
…かもしれません。
★シネ・ウインド会員になると月刊ウインドが毎月お手元に届きます。(入会案内はこちら)
★会員ではない方の購入方法はこちら
《6月号 もくじ》
1~2 スケジュール表 料金表 もくじ
3~12 シネ・ウインド インフォメーション
「アクト・オブ・キリング」
「バチカンで逢いましょう」
「5つ数えれば君の夢」
「戦火のナージャ」
「遥かなる勝利へ」
「ダーク・ブラッド」
「ラヴレース」
「家族の灯り」
「父は家元 遠州流茶道 綺麗さびの世界」
「サッドティー」
第24回にいがた国際映画祭
13~14 事務局通信
15 イベント報告
*「夢は牛のお医者さん」ゲスト来館
16~17 来館レポート
*宮本杜朗監督&佐伯慎亮(企画)(「SAVE THE CLUB NOON」)
*纐纈あや監督(「ある精肉店のはなし」)
どこにも無い場所97 鈴木良一
18 ウインド あ・ら・かると
*映画の中の市民社会 講座に参加して
*「洲之内徹と現代画廊」展を見て
19 ウインドのオススメ
*金子孝信展に寄せて
演劇 芸術監督・笹部博司に聞く 井上芳雄による「夜と霧」
20 演劇 劇団ハンニャーズ取材 月潟稽古場改装と7月公演
21~24 ブラウインド 内野・新川編
25 どうしてこんなに映画なんだろう 13 えのきどいちろう
「LIFE-mag.vol.007」を読んで
記憶の箱から 94 福島市男
26 声風―SEIFU―
猫と暮らして その9
南の果てより愛をこめて304 恩田雅和
27~28 ピックアップ情報
29 ピックアップレポート 編集後記
《スタッフコメント》
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「ブラタモリ」を“今いちばんファンキーな番組”と評し、熱中した頃から数年が経つ。何気ない街並みのすぐ背後にある歴史や、川の痕跡・高低差に眼を輝かすタモリの姿に、無性に惹きつけられた。まるで寝た子を起こされたように、街歩きの虫が騒ぎだしたのはこれ以降か(この頃、「安吾の会」「市島三千雄を語り継ぐ会」等で構成される“まちなかの文学を歩く会”の活動も始まった)。
「ブラウインド」も当初は「ブラタモリ」へのオマージュとして企画したが、「新潟下町編」(11年11月号)、「沼垂編」(12年6月号)、「万代島・流作場編」(13年6月号)、「内野・新川編」(14年6月号)と回を重ねるにつれ、独自のものが少しずつ生まれてきたように思う。低地というイメージが強い新潟にもある土地の起伏や、川の痕跡が生み出す街並みの多様さ。水の街・新潟への愛着が、この企画を通して日々強まっている。“郷土愛”やら“愛国心”なんて偏屈なものではなく、自分の半径数キロの街や人への慈しみが、自然と胸の中でざわつき始めるのだ。
皆様にも誰かを誘って身近な街を歩き、土地の個性に少しだけ注目することをお勧めしたい。意外とヤミツキになりますよ。それにつけても、「ブラタモリ」が再開されないものかしらん。(久志田喜八郎)
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