毎週土曜日はシネ・ウインド会員による運営機関「上映企画部」打ち合わせの日です。
「おすすめの映画を教えて」
「おすすめの映画を教えて」こう聞かれたとき皆さんだったら、どう答えますか？
私の場合、これを聞かれたとき2つの選択肢が頭に浮かんできます。1つ目「私が好きな映画を紹介しよう」2つ目「相手の趣味に合った映画を紹介しよう」です。どちらが相手の為なのか悩みます。
相手にこの2択を提示すると、「どっちでもいいよ」と返され、尚更パニック！ならば、どちらも紹介すれば良いじゃないかと思うでしょう。しかしそうすると、数が多くなりどれが本当におすすめか分からなくなります。結局、そのまま教えると「おぉ、こんなにたくさん。ありがとう」と返され、良いのか悪いのか分からないリアクションをされます。なんだか期待に応えられていない気がして申し訳ない気持ちになります。私としては、「チャンスだ！せっかく興味を持ってくれたのだから、私のおすすめをきっかけに更に興味を持ってくれれば…」という気持ちが強くあります。それ故に、ついつい欲張って選んでしまうのです。理想はスマートに、3つくらいでスッと紹介したいです。
おすすめって好きなものほど難しいと思います。こっちには、選択肢が無限にあってその中から相手に丁度良いものを見つけるのですから。詳しければ詳しいほど、1つ1つのセールスポイントがよく見えて、こっちの方が紹介しがいがあるかもしれないを繰り返します。
私は、悩んだ末に相手に合わせて紹介するようになりました。相手に好きなジャンル、作品、俳優、趣味、普段から映画を観ているのか、洋画か邦画などあらゆる質問をします。勝手に脳内で1人質問チャートを作って繰り広げるわけです。多くの質問の末、たどり着いた作品を取り上げて紹介しています。(なるべく数を絞って)
しかし、相手に合わせて紹介してもなんだか自分の好みを無視しているようにも感じてムズムズします。かといって、自分の趣味だけで教えても、相手と趣味が合わなければ気まずく感じることもあります。どうすればいいでしょう？これはもう、私の中では永遠の悩みです。
映画に限らず、おすすめを紹介することって難しいと思いませんか？おすすめを紹介することが得意な人がいましたら、ぜひ教え方を伝授してほしいです！よろしくお願いします。
宮下千宙
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