Noism2春の定期公演2015公開リハーサル及び囲み取材に行ってきました
公演本番を来週に控えた、Noism2春の定期公演2015。
今回は、Noism2専属振付家、山田勇気演出振付の「ユルリ島の馬」と、Noism創設時メンバーで、現在はドイツのザ・フォーサイス・カンパニー等で活躍する島地保武演出振付「かさねのいろめ」の、新作2本立て。 写真左:山田勇気さん 右:島地保武さん
「ユルリ島の馬」は、北海道出身の山田勇気さんが昨夏、帰省の折に知った、北海道根室沖にある無人島・ユルリ島に生息する野生の馬たちがテーマ。
(かつて昆布を運ぶために漁師に飼われていた馬が、島に残され野生化。2006年、所有者の高齢化などのため雄が間引きされ、現在は雌だけが数頭暮らしている。)
ダンサーの動きは「馬」を連想させるが、山田さんは、「どれぐらい馬なのか、どれぐらい人なのか」今もまだ模索中だという。
「水と土の芸術祭」などでお馴染みであり、昨年10月に北方文化博物館新潟分館でおこなわれたNoism2「秋庭小品集」で竹オブジェを制作したKiKiKo.が美術を担当するのも見どころのひとつ。
「かさねのいろめ」演出の島地保武さんは、1/10より新潟入り。
テーマは決めず、Noism2のメンバーと出会って、そこから作っていこうと思って来たとのこと。
テーマが決まってきたのは一週間ほど前から。
資料には、「誰もみたことがないのに、みんなが知ってる場所をイメージしています」、と。
公開リハーサルでは、ソロの部分が多いように見えました。
どちらも、今はまだにこやかな練習の延長が感じられましたが、公開リハではあまり「公開」せず、一週間後にはキリリと引き締まった舞台を見せてくれるのが、いつものNoism。
本番を楽しみに待ちたいと思います。
2/20はすでに完売していますが、他の日程はまだチケットがあるとのこと。
ぜひ皆さんも新作の誕生に立ち会ってください。
(月刊ウインド編集部 市川明美)
※取材記事は本番の感想を交え、月刊ウインド4月号、または5月号に掲載します。
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Noism2春の定期公演2015
「ユルリ島の馬」
演出振付:山田勇気(Noism2専属振付家兼リハーサル監督)
美術:KiKiKo. (北郷崇広+北川拓未+小出真吾)
「かさねのいろめ」
演出振付:島地保武
音楽:蓮沼執太
出演:Noism2
Noism芸術監督:金森穣
新潟公演 2015年2月20日(金)19:00/21日(土)17:00/22日(日)13:30、17:00 ※終演後、アフタートークあり ★2/20は完売
会場:りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館・スタジオB
入場料:1,500円(税込・全席自由)
■りゅーとぴあ(窓口・電話・オンライン)
チケット専用ダイヤル Tel:025-224-5521(11:00-19:00, 休館日を除く)
オンライン・チケット http://www.ticket.ne.jp/ryutopiaticket/
主催:公益財団法人新潟市芸術文化振興財団
製作:りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館
公演情報ページ→
★長岡公演 決定!
2015年4月24日(金)19:00
会場:長岡リリックホール・シアター
入場料:1,000円(税込・全席指定)
チケット発売日等、問合せ→
(公財)長岡市芸術文化振興財団 事業課 Tel:0258-29-7715