ネタバレで話したいだけ話す!
映画を見て、その話をするのは楽しい。他の人がどう思ったのか聞いてみたい。「好き・嫌い、おもしろい・おもしろくない」 だけではなく、みんなで感想を話す場です。
事前に対象作品を1本決めて実施します。
●会場:シネ・ウインド2F フリースペース
●参加資格:対象作品を見ている人
●参加費:無料 ※申込不要
●主催:月刊ウインド編集部
※月刊ウインドの載録はしません
これまでの報告
No | 日付 | 作品名 | 参加 | 編集部コメント |
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11 | 12/10(木) | 「野火」 | 7名 | うち初参加2名。塚本監督のトークを聞いた人、大岡昇平『野火』を読んでいる人、市川崑版「野火」を見ている人の話を聞きながら、主人公の生きる意志の有無、美しい自然の風景の効果、日本映画と外国映画の戦争の描き方の違い、トラウマは人食いよりも殺人から来ているのではないか、「野火」は戦争映画ではない、ラストシーンの意味は、タイトルはなぜ「野火」なのか、などなど、話はひとつにまとまらず、個々の感想や意見が湧き出てくるような夜話でした。このまとまらなさが、「野火」らしいとも思います。ネタバレ映画夜話は今回が最後ですが、別の形で続くことになりました。お楽しみに! |
10 | 11/6(金) | 「バレエボーイズ」 | 6名 | うち初参加2名。バレエファンが多いと思いきや、ネタバレ参加のために「バレエボーイズ」を見た人がほとんどで、びっくり。注目したのはやっぱりルーカス、と女性陣。美形だもの~。いったいどうやってこんな自然なカットが撮れたのだろうと、ドキュメンタリーの成立過程に興味津々。ダンスつながりで、Noismの魅力を力説したり(笑)。ゆったり感想を話しあう、いい時間でした。 |
9 | 10/19(月) | 「ベトナムの風に吹かれて」 | 8名 | うち、初参加5名!! 原作者と同じ魚沼出身という方、奥田瑛二ファン、ベトナム好きと、さまざま。話題は、松坂さん草村さんの素晴らしさはもちろん、ベトナムの俳優さんたちの達者ぶり、あれこれ盛り込み過ぎではという感想や、大森監督だからこそベタな題材が生き生きと映画としてまとまったのだろう、などなど。見た後に明るい気持ちになる映画っていいね、というのが、共通した感想でした。 |
8 | 9/18(金) | 「靴職人と魔法のミシン」 | 5名 | 「おもしろかった」ということは共通しつつも、人情ものかと思ったらB級サスペンスファンタジーホラーだった、いやホラーとまではいかない、怖かった、腹が立った、等々、直接会って話すからこその「言いたい放題」(笑)で、楽しかったです。 |
7 | 8/6(木) | 「私の少女」 | 4名 | 男性3名、女性1名。主人公たちの行動理由や、ラストシーンのあとはどうなるのか、そして、なぜ今回は女性参加者が少ないかの考察まで(例えば、主人公が男性だったらどうだったろう、とか…)。少人数ながら、「ネタバレ」ならではの話題がたっぷりでした。 |
6 | 7/8(水) | 「第25回にいがた国際映画祭」編 | 6名 | 初参加の方や、参加できないがぜひ訊きたいとFAXで感想と質問を寄せてくださった方も。全17本を1作ずつ振り返りながら話したので、たっぷり話したぞという満足感のある夜話になりました。 |
5 | 5/19(火) | 「おんなのこきらい」 | 4名 | “誰にも共感できないけど、なんだか気になる”この作品。登場人物や印象に残ったシーンをひとつひとつ取り出して話してみたら、異なる意見続出!(笑)裏読みしたり、逆に素直に受け取ってみたり、人数は少ないけど男女年齢バラバラだったので、より話を深堀りできたように思います。 |
4 | 5/6(水) 振休 | 「みんなのアムステルダム国立美術館へ」 | 4名 | 初の試みで、「夜話」なのに、昼の13時から開催。結果、参加者は多くありませんでしたが、夜だったら参加できなかったという人もいたので、これからも作品にあわせて開催時間を考えていきたいと思います。当日は、ネットで拾った感想をみんなで読んだり、前作「ようこそ、アムステルダム国立美術館へ」を見た人がその紹介をしてくれたり、新潟市美術館のリニューアル情報も。オランダのお国柄に驚きつつ、なんといっても一番人気は、アジア美術担当のフィツキさん! |
3 | 4/2(木) | 「さよなら歌舞伎町」 | 7名 | 群像劇のおもしろさを味わうべく、登場するカップルやエピソードごとに感想を話しあいました。月刊ウインド掲載の「さよなら歌舞伎町」紹介文執筆者・中村さんが、資料や、インタビューした廣木隆一監督の言葉も引用して話をしてくれたので、とてもコアなネタバレ夜話になりました。 |
2 | 3/17(火) | 「百円の恋」 | 6名 | 「百円の恋」を見に来てシネ・ウインドに入会したという方もいて、人気のほどがうかがえました。主人公にのめり込んで映画を見る人、外から笑って楽しむ人。映画との距離の取り方は人によって違い、いろんな視点があることが浮き彫りになった、おもしろい夜話でした。 |
1 | 2/16(月) | 「物語る私たち」 | 0名 | 残念ながら参加者がなく開催できませんでした。「ドキュメンタリーとは何か」をも考えさせる問題作であり、ネタバレでなければ感想が話せない作品だったので、対象作品に選んだのですが…。何より広報不足を痛感しております。「この作品について話したい」など、ぜひご意見をお寄せください。 |