新潟市美術館にルドン展を見に行ったときのこと。 コレクション展(以前は常設展けどいつの間にか名前が変わりましたね~)で金子孝信の「庭たずみ」をみつけました。
大正4年 新潟市に生まれ、昭和17年に戦死。現存する作品の多くは、(現在の)東京藝大在学中の昭和10年から15年ごろのものが多いそうで、モダンな服装の女性や街の雰囲気を描いた作品も素敵です。
没後70年のこの秋、画集が出版されました。美術史家の山浦健夫さんが苦心してまとめたこの画集、山浦さんはウインド創立時のスタッフというご縁があり、シネ・ウインドでも販売しています。
私が新潟市美術館で見た 「庭たずみ」も画集に掲載されていました。ワカメちゃんヘアの女の子、お人形さんをおんぶしているのがかわいい。
画集を手にして、実物を見られて、ラッキーでした。 美術館でのまたの出会いを楽しみに。
新潟市美術館は、年明けは「あそぶ浮世絵 ねこづくし」、その後は「ニイガタ・クリエイション」というタイトルで、新潟出身のアーティストの作品の展示が予定されています。企画展でなんだかくたびれた~ということもありますけど、展示室前のソファでひと休みしてコレクション展もぜひ。
シネ・ウインド 田村