4/21(土)の日本公開以来、各地で大変な反響を生んできた韓国映画「タクシー運転手 ~約束は海を越えて~」。2017年韓国ナンバーワンヒット作でもあるこの映画が、ついに新潟公開となりました!
「タクシー運転手」メインビジュアル。運転手役の名優ソン・ガンホの最高の笑顔です。しかし光州の現実を知った彼の表情は…。
新潟初日となった6/2(土)は上映前セレモニーのゲストとして、駐新潟大韓民国総領事館の鄭美愛(ジョン・ミエ)総領事も来館。シネ・ウインドに対する高い評価をいただきました。また映画の題材となった現代韓国の悲劇「光州事件」についてもお話しをいただきました。当時の評価と現実との乖離、光州の民主化運動以降の市民運動の広がり、そして現在から振り替える光州事件の検証など大変興味深いお話をお聞きすることが出来ました。
鄭美愛総領事、ありがとうございました!
その後の来賓代表としての篠田昭新潟市長のごあいさつに続いて、いよいよ「タクシー運転手」の上映開始。ほのぼのとした導入部から徐々に光州の真実に近づいていくストーリー展開の巧みさ。そして史実とエンタテインメントとを見事に組み合わせる演出技術など、本当に見ごたえのある作品といえるでしょう。上映後に場内から聞こえてきた大きな拍手は、ご覧になったお客様の喜びが伝わってくるようでもありました。
映画「タクシー運転手 ~約束は海を越えて~」は6/22(金)まで上映しています。来年の初めにはきっと「2018年を代表する外国映画のひとつ」として注目されるはずの本作、是非お早めにご鑑賞ください。
とにかく出演者が皆素晴らしいのです。はやく映画館で彼らに会ってください。見ればきっと、彼らを仲間のように思えるでしょう。