新潟駅へと急ぐ山本起也監督。どうもありがとうございましたー!
前日・金沢から、忙しい時間をぬってシネ・ウインドにお越しくださいました。これから東京とのこと。
「カミハテ商店」 5/31までの上映です。監督のサイン入りパンフも若干あります。お早めに。
その20分前、舞台挨拶の山本監督。
昨夜は支配人の井上や新聞記者の方と、
相当いい時間までお酒に付き合ってくださったそうなのですが、、、
まったくそんな色はなーし! さすがですね。
さて、山本監督が京都造形大学の学生さんといっしょに創り上げた「カミハテ商店」、
35ミリフィルムで上映しています。
商業用の劇映画等で使用される一般的なサイズのプリントフィルムで、
100余年の映画の歴史のほとんどは、このサイズのフィルムで創られてきたそうです。
ここでふと、頭に浮かんだこと。
日本映画の新作で35ミリフィルム、前回はどの作品だったっけ、、、。
気になって調べてみると、、、なんと1年前!
昨年5月の浜田佐知監督 「百合子、ダスヴィダーニヤ」。
その前は4月、冨田克也監督 「サウダーヂ」。
シネ・ウインドでは、時期をずらしてでも、できるだけフィルムで、と意識して
上映作品を選んでいます。
外国映画では、月に何本かありますが、日本映画の “新作” というと、
本当に少なくなったんだなと実感しました。
次のシネ・ウインドでの日本映画・新作・フィルム上映は
8/31~ 「Playback」 三宅唱監督 村上淳主演 大橋トリオ主題歌
(旧作は、日本映画でもプリントで上映がありましたし、
もちろんシネ・ウインドで上映する以外の作品で、フィルムが作られているものもあります。)
外国映画のフィルム上映は
5/25~ 「恋のロンドン狂騒曲」 ウディ・アレン監督
7/27~ 「八月の鯨」 1987年公開の名作を35ミリニュープリント
6月のDCP導入後もフィルム映写機は残しますので大丈夫。
新潟市内、35ミリフィルムが上映できる映画館は、シネウインドだけ、らしいです。
DCPとフィルムに違いがあるのか、それともないのか。
シネ・ウインドで同じ作品を、両方の素材で見比べられるわけではありませんが、
どちらにしろ、見る人にとって、何かが見つかる映画であればいいな、と思います。
シネ・ウインド田村