1月29日、新津美術館へ行ってきました。30日から始まる「東区の隠れた名品展 / 新津美術館所蔵品展」の内覧会です。
「東区の隠れた名品展」は、新潟市東区の学校や公共施設等が所有する美術品を紹介するもので、「秋葉区の隠れた名品展」(2012年度)、「江南区の隠れた名品展」(2013年度)、「南区の名品展」(2014年度)に続くシリーズ第4弾。
木戸中学校、東山の下小学校、石山中学校、大形中学校、東新潟中学校、下山中学校、新潟県立大学、等々。東区出身の方は、母校の所蔵作品と出会えるかもしれませんよ。
あわせて、近年新しく収蔵された作品を中心に、新津美術館所蔵品展も開催されます。日本画、洋画、水彩、木版、写真、彫刻、書と、様々な作品がずらり。
「沼垂四ツ角」(佐野武次)、「日和山 住吉神社」(星野勇)など、かつての新潟の風景を描いた作品が特に印象に残りました。いまを知っているからこそのおもしろさともいえるでしょう。
冷たい雪の降るあいにくのお天気でしたが、雪景色を見ながらの道中も乙なもの。
展示には雪や冬の景色を描いた絵が複数ありました。
会期は3月21日までですが、あたたかい館内で外と同じ雪景色の絵を見るという「入れ子」的な楽しみを味わえるのは、「いま」だからこそ。
オススメです。
(月刊ウインド編集部 市川明美)
※取材記事は月刊ウインド3月号掲載予定
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●東区の隠れた名品展 / 新津美術館所蔵品展
会期:2016年1月30日(土)~3月21日(月)
休館日:月曜日(ただし3月14日、21日は開館)
開館時間:10時~17時 (観覧券販売は16:30まで)
会場: 新潟市新津美術館 (新潟市秋葉区蒲ケ沢109番地1 新潟県立植物園となり)
http://www.city.niigata.lg.jp/nam/index.html
観覧料:(2展で) 一般500円 大学・高校生300円 中学生以下無料
※有料20名以上は団体料金 (2割引)
※新潟県立植物園および新潟市新津鉄道資料館の入館券持参で2割引 (割引併用不可)
※障がい者手帳・療育手帳をお持ちの方は無料(受付で手帳提示)
主催:新潟市新津美術館
共催:新潟日報社、N S T
問い合わせ:新潟市新津美術館
電話: 0250-25-1300 FAX:0250-25-1303