「皇妃エリザベートが愛したドナウの至宝 ヘレンド展」開場式&内覧会に行ってきました(8/30)。
会場は新潟市新津美術館。
開場式では、美術史家でブタペスト国立工芸美術館・陶磁器ガラスコレクション部長であるガブリエッラ・バッラさんの、「愛をもって本展を準備しました。ぜひご来場の皆さまも、同じように愛をもってこの『ヘレンド展』を楽しんでいただければ幸いです」という素敵なメッセージが代読されました。
ヘレンド社の歴史はハンガリーの歴史でもあり、けして順風平穏じゃないことも、解説文などから伝わってきます。その辺りへも思いを馳せながら、ゆっくり堪能したい展覧会です。
一見、ふつうのきれいな食器。
でも、よく見ると、ヘンなんだなぁ、これが(もちろん、褒めてます)。
ふたのつまみがやたら凝ってて、果物だったり、人の頭だったり。
ポットの注ぎ口にカメレオン(とかげ??)がいたり。
イルカのようなオコゼのような生き物がドーンとついてたり。
いったいどうやって作るんだろう??という透かし模様も。
陶磁器? 興味ないなぁという人も、ぜひ足を運んでみてください。きっと楽しめると思います。
ホントにオススメ!!
(月刊ウインド編集部 市川明美)
※月刊ウインド10月号(10/1発行)に記事を掲載します。