「ディズニー・アート展〈いのちを吹き込む魔法〉」開場式に行ってきました!

2018年2月22日
シネ・ウインド

《ミッキーのハワイ旅行》より 1937年 ©Disney Enterprises, Inc.

新潟県立近代美術館「ディズニー・アート展〈いのちを吹き込む魔法〉」の開場式&内覧会に行ってきました(2018/2/16)。

ディズニーが約90年に渡って描いてきた、魔法のようなアニメーションの数々。その秘密がいっぱい詰まった展覧会が、いよいよ新潟で開催です。
展示されているのは、ミッキーマウスの誕生といえる「蒸気船ウィリー」から「アナと雪の女王」、「モアナと伝説の海」まで、500点を超える手書き原画やスケッチなど。そのほとんどが日本では初公開のものばかり。ディズニー初期の展示は、アニメーションスタッフによる手書きの原画です。

開場式では溝口洋新潟県副知事と、ウォルト・ディズニー・アニメーション・リサーチ・ライブラリーからフォックス・カーニーさん、クリステン・マコーミックさんが、それぞれ挨拶。テープカットでは恵和保育園の園児たちも一緒にテープを切りました。

内覧会ではフォックス・カーニーさんとクリステン・マコーミックさんによるギャラリートークが行われ、それぞれの作品がどのようなプロセスで生まれたのか、展示してあるスケッチや模型などを前に語ってくれました。

手で描くアニメーションからCGになっても変わらないのは、作品に携わる職人(アーティスト)たちが実際に手で描いてみて、どんな雰囲気のキャラクターがふさわしいか、どんな風にキャラクターを動かすか、といったアナログな手法や、綿密なリサーチとアイデアの話し合いから、さらにいいアイデアに、といったコミュニケーションや職人技の数々なのだなぁ、と話を聞き、展示を見て、感じました。そうした職人技が長年蓄積され、受け継がれて最新の技術と結びつき、今に至るのですね。

大人も子どもも夢中になれるディズニーの「魔法」。ディズニーはどんな風にして魔法をかけているのか? その魔法が生まれる現場を肌で感じられる、楽くて、大変貴重な展示です。ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?

(月刊ウインド編集部 平 淳一郎)

※月刊ウインド4月号(4/1号)に、取材記事「タイラのイラストルポ」を掲載します。ぜひそちらもご覧ください。

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《アナと雪の女王》より 2013年 ©Disney Enterprises, Inc.

ディズニー・アート展〈いのちを吹き込む魔法〉
会期: 2018年2月17日(土) ~ 2018年5月13日(日)
開催時間:9時~17時 ※観覧券の販売は16時30分まで
休館日: 2/19(月)、2/26(月)、3/5(月)、3/12(月)3/19(月)、4/9(月)、4/16(月)、4/23(月)
会場:新潟県立近代美術館(新潟県長岡市千秋3丁目278-14)
観覧料:一般 1,500円(1,300円)、大・高校生 1,300円(1,100円)、中学生以下無料
※( )内は有料20名以上の団体料金
※障害者手帳・療育手帳をお持ちの方は無料

主催: 新潟県立近代美術館、TeNYテレビ新潟、ディズニー・アート展新潟実行委員会
問い合わせ: 新潟県立近代美術館 TEL:0258-28-4111 FAX:0258-28-4115

★関連イベントあり
詳しくは公式サイト参照 http://www.teny.co.jp/da2018/