新津美術館「生誕80周年記念 藤子・F・不二雄展」の内覧会・開場式に行ってきました(4/9)。
美術館では、ドーンと大きな垂れ幕と、いろいろなひみつ道具を持った、たくさんの等身大「ドラえもん」がお出迎え。
約270タイトルの作品を生み出し、5万枚の原稿を描き続けた藤子・F・不二雄の世界が、新津美術館の広々とした空間に繰り広げられていました。
開場式で株式会社藤子・F・不二雄プロの代表取締役社長・伊藤善章さんは、
「藤子さんは作品の中にも鉄道を描いているくらい鉄道好きなので、鉄道に縁のある街・新津での開催を喜んでいるだろう」
「20年前に亡くなったが、いまでもこうして愛されている。大変嬉しい。これからも愛していただきたい」と話されました。
展示会場の最初は、「SF(すこしふしぎ)シアター」4Dプロジェクションマッピングの体感映像シアター。
そのクオリティにびっくり! もう一回見たい!!
原画の展示では、懐かしい作品や、これまで知らなかった作品も。作風の幅の広さを改めて感じました。
特に驚いた展示は、藤子・F・不二雄さんと藤子不二雄Aさんが少年時代に製作した、自作まんが冊子「少太陽」。すべて手描き!! これはめちゃめちゃ貴重!! ちゃんと保存されていることにも驚きました。
作品に入り込んで写真が撮れるコーナー「なりきりキャラひろば」があるので、カメラは必携です。
もちろん、グッズがいっぱいの「ショップ」も素通りはできません。
私はパンフレットと、マグカップやポストカードを買っちゃいました(^^)
開場式が終わると同時に、待ちかねたお客さんがどっと会場へ。
小さなお子さんだけでなく、大人もたっぷり楽しめる「生誕80周年記念 藤子・F・不二雄展」。
展示の原画をじっくり読めるよう、時間に余裕をもって来場されることをおススメします。
新津美術館からの帰り道、映画「陽光桜」に登場したのと同じ陽光桜が植えられている並木道「マイロード 桜の舞うみち」に立ち寄りました。
美術館までの道、新津フラワーロードも菜の花が満開でしたし、秋葉区はホントに花いっぱいですね。
(月刊ウインド編集部 市川明美)
※月刊ウインド5月号に、平編集長による取材記事「タイラのイラストルポ」を掲載します。お楽しみに。
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●生誕80周年記念 藤子・F・不二雄展
会期:2016年4月9日(土)~6月12日(日)
休館日:月曜日(ただし5月2日、23日、6月6日は開館)
開館時間:10時~17時 (観覧券販売は16:30まで)
会場: 新潟市新津美術館 (新潟市秋葉区蒲ケ沢109番地1 新潟県立植物園となり)
観覧料:一般1,200円 大学・高校生800円 中学生以下無料
※有料20名以上は団体料金(2割引)
※SLばんえつクーポン、新潟県立植物園入場券、新潟市新津鉄道資料館入館券で2割引(割引併用不可)
主催:藤子・F・不二雄展新潟展実行委員会、新潟市新津美術館、新潟日報社、UX新潟テレビ21
後援:朝日新聞新潟総局、毎日新聞新潟支局、読売新聞新潟支局、産経新聞新潟支局、NCV新潟センター、エフエムラジオ新潟、FM PORT 79.0、FM KENTO、
ラジオチャット・エフエム新津、エフエム角田山ぽかぽかラジオ
特別協力:藤子プロ/川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム
企画・制作:生誕80周年記念「藤子・F・不二雄展」制作委員会
(藤子プロ、小学館、テレビ朝日、シンエイ動画、アサツー ディ・ケイ、小学館集英社プロダクション、乃村工藝社)
問い合わせ:新潟市新津美術館 https://www.city.niigata.lg.jp/nam/index.html
電話 0250-25-1300
生誕80周年記念 藤子・F・不二雄展 公式サイト
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