Noism1×SPAC「ROMEO&JULIETS」公開リハに行ってきました!

2018年6月20日
シネ・ウインド


劇的舞踊vol.4 Noism1×SPAC「ROMEO&JULIETS ロミオとジュリエットたち」の、Noismサポーターズ会員・Noism活動支援会員対象 公開リハーサルを見てきました(2018/6/16、りゅーとぴあ・スタジオB)。

2016年の「ラ・バヤデール―幻の国」に続き、NoismメンバーとSPAC-静岡県舞台芸術センターの俳優陣が競演する“劇的舞踊”の最新作。あまりにも有名なシェイクスピア「ロミオとジュリエット」(河合祥一郎訳)を原作に、「ジュリエットを複数のキャストが演じる」「精神病棟を思わせるシチュエーション」という情報は事前に告知されていましたが、Noism芸術監督・金森穣さんは、我々の想像を遥かに凌駕する濃密な舞台空間を生み出していました。

この日、公開されたのは第1幕(約50分間)。シェイクスピア戯曲の台詞を、朗々とした口跡で届ける俳優陣と、身体と表情で雄弁に物語る舞踊家たちとが、ひとつの舞台空間の中でピシリと噛み合い、S.プロコフィエフの「Romeo&Juliet」のメロディも相まって、客席にもたらされる情報量は圧倒的。
リハーサル後の質疑応答で金森さんが語った「俳優が言葉で伝えることと、台詞を発さない舞踊家が身体で表現すること。その意味を追求」することで生まれた、ある“趣向”には、本当に驚かされました。これから衣装・照明・小道具が加わり、どのような舞台が完成するのか、想像するだけで胸が高鳴ります。

新潟公演のチケットは売れ行きが好調とのこと。少しでも関心のある方は、早めの購入をお勧めします。
新潟から発信される“誰も見たことの無い”「ロミオとジュリエットたち」を、ぜひぜひ目撃してください!!

(月刊ウインド編集部 久志田 渉)

※シネ・ウインドでは現在、上映前の予告編と一緒に「ROMEO&JULIETS」の案内(予告動画)を流しています。
※シネ・ウインドはNoism活動支援会員です。

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劇的舞踊vol.4 Noism1×SPAC
「ROMEO&JULIETS ロミオとジュリエットたち」
新潟公演
http://noism.jp/npe/n1_spac_romeo_juliets_niigata/
●2018年
7月6日(金)19:00
7月7日(土)17:00
7月8日(日)15:00
※全3回
※各回終演後、芸術監督によるアフタートークあり
●会場:りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館〈劇場〉
●入場料:全席指定
一般 S席4000円 A席3000円
U25 S席3200円 A席2400円
※U25=25歳以下対象・入場時要身分証。N-PACmate等、他の割引との併用不可
●取扱い:
りゅーとぴあ(窓口・電話・オンライン)
チケット専用ダイヤル 025-224-5521(11:00-19:00、休館日除く)
オンライン・チケット http://www.ticket.ne.jp/ryutopiaticket/
イープラス http://eplus.jp/(PC・MB共通)

★★★
演出振付:金森穣
音楽:S.プロコフィエフ《Romeo&Juliet》
衣装:YUIMA NAKAZATO 
美術:須永檀、田根剛(Noismレパートリーより)
原作:W.シェイクスピア「ロミオとジュリエット」(河合祥一郎訳より)
出演:
Noism1|井関佐和子、中川賢、池ヶ谷奏、吉﨑裕哉、浅海侑加、チャン・シャンユー、井本星那、鳥羽絢美(準メンバー)、西岡ひなの(準メンバー)、山田勇気(特別出演)、金森穣(特別出演)
SPAC|大内米治、貴島豪、鈴木真理子、武石守正、舘野百代、野口俊丞、布施安寿香、三島景太(50音順)

■富山公演 7月14日(土) オーバード・ホール
■静岡公演 7月21日(土)・22日(日) 静岡芸術劇場
■埼玉公演 9月14日(金)・15日(土)・16日(日) 彩の国さいたま芸術劇場〈大ホール〉