大正時代に結婚制度や社会道徳に真正面から異議を申し立てた女性解放運動家・伊藤野枝を描いた吉高由里子主演作品「風よ あらしよ 劇場版」。野枝のパートナーで共に関東大震災後の騒動の中で虐殺された大杉栄が新発田市と縁が深いこともあり、関心を持つ方が多い作品と思っています。本作の新潟公開初日にゲストトークを行ないます。
日 時:2月10日(土)『風よ 嵐よ 劇場版』10:00の回上映後
ゲスト:伊藤芳保さん(伊藤野枝・四女、伊藤ルイさん友人)
料 金:大人1900円、学生・シニア1300円、会員1200円(60歳以上会員&29歳以下会員1000円)
※ 各種招待券はご使用いただけません
伊藤芳保さんは栃木県在住。造園業の傍ら写真撮影としてドキュメンタリー映画『阿賀に生きる』製作時から頻繁に阿賀野川流域を訪れている、私たちにとって30年来の大切な知人です。いつも専属カメラマンのように阿賀の岸辺に集う人々をていねいに撮影してくれています。
実は、伊藤さんに『阿賀に生きる』製作のことを伝えたのは伊藤ルイさんだったご縁があり、このたび我々が出会うきっかけとなった伊藤ルイさん、そしてその両親である伊藤野枝と大杉栄についてお話を聞こうと思います。皆さまのご来場をお待ちしています。