『キューポラのある街』『かぞくのくに』上映+アフタートーク
1959年12月14日、新潟港から北朝鮮に向けて最初の「帰還」事業の船が出港して60年目にあたる今年。両国の関係を描いた現在と当時の映画を上映します。「帰還」事業についいて、そして東アジアにおける新潟の役割について考えてみましょう。
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『かぞくのくに』
上映:11/30(土)・12/2(月)・12/4(水)・12/6(金)
各日10:00~上映 ※
※12/6(金)のみ、10:00と20:55の2回上映
監督:ヤン・ヨンヒ(2012年 日本 1時間40分 )
出演:安藤サクラ、井浦新、ヤン・イクチュン、京野ことみ、宮崎美子、津嘉山正種
●在日コリアン2世のヤン・ヨンヒ監督が、自らの体験を題材に、国家の分断によって離れ離れになった家族が傷つきながらもたくましく生きていく姿を描いたドラマ。
★11/30(土)アフタートーク 森澤真理(新潟日報論説編集委員室長)
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『キューポラのある街』
上映:12/1(日)・12/3(火)・12/5(木)
各日10:00~上映
監督:浦山桐郎(1962年 日本 1時間39分)
出演:吉永小百合、東野英治郎、浜村純、菅井きん、浜田光夫、殿山泰司、加藤武
●今村昌平と、その門下にあった浦山桐郎が共同で脚色、監督した社会派作品。吉永小百合演じる女子高生ジュンと、朝鮮人少女ヨシエとの友情が心に残る。
★12/1(日)アフタートーク 四方田犬彦(映画・比較文学研究者)