月刊ウインド2016年10月号(373号)

2016年9月30日
シネ・ウインド

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表紙は、「マンガをはみだした男 赤塚不二夫」(上映は10/15~10/28)。
生誕80周年を記念し、膨大な資料で再構築したポップ・ドキュメンタリー。
新潟市は赤塚さんゆかりの地でもあります。どうぞお見逃しなく!

シネ・ウインド10月上映作品の紹介&時間を完全掲載。
11/12~11/25開催の31周年祭情報(予定)も !

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「FAKE」森達也監督

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「大怪獣モノ」河崎実監督

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「お母さん、いい加減あなたの顔は忘れてしまいました」遠藤ミチロウ監督

「来館レポート」、「イベント報告」、「あ・ら・かると映画版 映画とともに」はレポート盛りだくさん。
「あ・ら・かると」は、7月末に1週間かけて静岡・浜松・京都・大阪・島根・福井とまわってきた齋藤代表の「サイトウマサユキひとり旅・西日本縦断編」など。

演劇ページは、WSを見学させていただいた「東京デスロック 多田淳之介インタビュー」
(※多田さん構成・演出の「亡国の三人姉妹」新潟公演は12/7・8)と、「『オフェリアと影の一座』白石加代子 囲み取材」(※新潟公演は11/26・27)。

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多田淳之介さん

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白石加代子さん

隔月連載「唄や耳薬 沖縄音楽無駄話3」(松井まゆみ)はBEGINの話。
「サウンドトラック隊の映画音楽講座」(島田幸市)はオリンピック記録映画とサントラ盤について。
BOOKコーナーは『市民が主役の水と土の芸術祭2015 新潟市民プロジェクトの記録-ashigata-葦潟』。

様々な催しの100文字感想「ピックアップレポート」や、音楽アート演劇など情報満載の「ピックアップ情報」も要チェック。

コラムニストでアルビレックス新潟ウォッチャー えのきどいちろうさんの「どうしてこんなに映画なんだろう」、好評連載中!

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《もくじ》

1~2 スケジュール表 料金表 もくじ
3~11 シネ・ウインド インフォメーション
      「LISTEN リッスン」
      「ロング・トレイル!」
      「冬冬の夏休み」
      「恋恋風塵」
      「バンクシー・ダズ・ニューヨーク」
      「淵に立つ」
      「オマールの壁」
      「いいにおいのする映画」
      「マンガをはみだした男 赤塚不二夫」
      「シリア・モナムール」
      特集上映【安吾と野坂】
        「白痴」
        「『エロ事師たち』より 人類学入門」
      「躍る旅人 能楽師・津村禮次郎の肖像」
      「山猫 4K修復版」
      新潟ドイツ映画祭2016
        「ブレイク・ビーターズ」
        「ヴィクトリア」
        「顔のないヒトラーたち」
12   31周年祭情報
13~14 事務局通信
15~17 来館レポート
      *「FAKE」森達也監督
      *「大怪獣モノ」河崎実監督
      *「お母さん、いい加減あなたの顔は忘れてしまいました」遠藤ミチロウ監督
    イベント報告 *岡林信康 弾き語りライブ
    あ・ら・かると *ヘレンド展 *「アケルナル」
18~19 映画とともに
      *「映画の中の市民社会2016」講座
      *新潟市立上山小学校 映画製作クラブ
    猫と暮らして その37
20   ウインド あ・ら・かると *サイトウマサユキひとり旅・西日本縦断編
21~22 演劇 *東京デスロック 多田淳之介インタビュー
       *「オフェリアと影の一座」白石加代子 囲み取材
23   唄や耳薬 沖縄音楽無駄話 3 松井まゆみ
24   サウンドトラック隊の映画音楽講座87 島田幸市
25   どうしてこんなに映画なんだろう 41 えのきどいちろう
    BOOK 『新潟市民プロジェクトの記録』
    記憶の箱から 121 福島市男
26   声風―SEIFU―
    南の果てより愛をこめて 332 恩田雅和
    『死ぬな!』第5版 発行
27~28 ピックアップ情報
29   ピックアップレポート 編集後記

《スタッフコメント》
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この夏、「君の名は。」と共にあった。10回映画館で観た。シネ・ウインドにもゆかりのある某映画監督が、淀川長治さんの「10回同じ映画を観れば監督になれる」という言葉を実践したという話を、僕はwikiで読んだ。自主制作に行き詰っていたこともあり、暗示をかける意味で「君の名は。」を10回観た…。どう思ったか…。

最大の収穫はたぶん「話のネタにできる!」ということだ。二番煎じとか聞こえそうだが、前例のないことのように語れば誰にも(シネ・ウインドの人以外)気づかれまい。「へえ~すごいね」という一言がモチベーションになっていた気がする。しょうもない気もしないでもないが、結局のところ自主制作も「へえ~すごいね」という言葉欲しさかもしれない、と思った初秋だった。(角田龍一)

〈ちょっと一言〉
「同じ映画を10回…」のエピソードは、月刊ウインド2015年4月号に掲載した「シネ・ウインド30年目記念 山賀博之インタビュー」にも出てきます。バックナンバーはシネ・ウインドにあります。また、こちらでも読むことができます→ https://www.cinewind.com/intv30/5-5/

※11月に開催するシネ・ウインド31周年祭では、山賀博之さんの監督作品「王立宇宙軍 オネアミスの翼」(1987年公開)を上映します(11/12~18)。初日には山賀監督も来館予定です。お楽しみに!! (市川)

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(月刊ウインド編集部 市川)