月刊ウインド2018年 1 月号(388号)

シネ・ウインド


表紙は、25歳の新進気鋭・二宮健監督×映画初主演で鮮烈な演技を披露している桜井ユキ×人気沸騰! 今をときめく高橋一生による、注目の新感覚映画「リミット・オブ・スリーピング ビューティ」(1/6~26上映)。

1月のシネ・ウインド上映作品の紹介&時間を掲載。
(→1月の上映スケジュール)

特集は11月に開催した「32周年祭」レポート。
新潟大学映画倶楽部が作ったPRショートムービー「シネ・ウインドストーリー2017」、新
潟県立大生が企画した「人魚に会える日。」中村颯吾監督トーク、新潟大学映画倶楽部のフ
ランス・ナント訪問報告(「LOLA NIIGATA」上映)、にぎやかだった立川談吉・立川志の
太郎落語会、沖縄に対する深い思いが伝わった「米軍が最も恐れた男 その名は、カメジ
ロー」佐古忠彦監督トーク、大入満員!「インディーズムービーフェスティバル」、そして、
150名が集った「32周年祭パーティー」。

盛りだくさんだった32周年祭のイベントをまとめてレポートしています。
皆さまご参加ありがとうございました!

特別企画は、「野口久光 シネマ・グラフィックス展を巡って 新潟市美術館・藤井素彦学
芸員インタビュー」。

2月に関連イベントとして「モンパルナスの灯」を上映するのを記念しての特別企画です。
野口作品の魅力や「モンパルナスの灯」の見どころがたっぷり詰まってます!

舞台屋織田組の作・演出、干場貴之「しからば腹蔵なく申し上げなん」、第4回はNHK大河ドラマのお話。

音楽アート演劇など情報満載の「ピックアップ情報」、演劇公演や展覧会などの100文字感想「ピックアップレポート」にもご注目ください。
「ピックアップ情報」に載せる情報、「ピックアップレポート」用のミニ感想コメント、ともに募集中です。

大阪の天満天神繁昌亭支配人・恩田雅和「南の果てより愛をこめて」、コラムニストでアルビレックス新潟ウォッチャー えのきどいちろうさんの「どうしてこんなに映画なんだろう」、好評連載中!

【お詫びと訂正】
月刊ウインド1月号P.7「MOOSIC LOB 2017 新潟編」紹介ページに誤りがありました。
主な受賞作の表の、短編の最優秀女優賞欄に「Homecomings(左京区ガールズブラボー)」とありますが、正しくは「辻凪子(ぱん。)」です。
「Homecomings(左京区ガールズブラボー)」さんは、短編のミュージシャン賞です。
関係者各位、読者、会員の皆様にご迷惑をおかけしたことをお詫びするとともに、ここに訂正させていただきます。

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《もくじ》

1~2 スケジュール表 料金表 もくじ
3~9 シネ・ウインド インフォメーション
     「プラハのモーツァルト 誘惑のマスカレード」
     「戦争のはらわた」
     「セザンヌと過ごした時間」
     「MOTHER FUCKER」
     「セブン・シスターズ」
     「いぬむこいり」
     「リミット・オブ・スリーピング ビューティ」
     「婚約者の友人」
     「MOOSIC LAB 2017 新潟編」
     「いただきます みそをつくる子どもたち」
     「永遠のジャンゴ」
     「希望のかなた」
10~11 事務局通信
12~16 シネ・ウインド32周年祭報告
     *シネ・ウインドストーリー2017
     *「人魚に会える日。」監督トーク
     *ナント報告(「LOLA NIIGATA」上映)
     *立川談吉・立川志の太郎 落語会
     *「米軍が最も恐れた男 その名は、カメジロー」監督トーク
     *インディーズムービーフェスティバル
     *32周年祭パーティー
17   映画とともに
     *「ミッドナイト・バス」試写会レポート
     *「人生フルーツ」上映会 レポート
18   イベント報告
     *バクシーシ山下の社会科見学in新潟 6
    映画とこころ 5 渡邉良弘
19   ウインド あ・ら・かると
     *「日本舞踊は世界に通用するか?」感想
     *「さわさわ会」総会・懇親会レポート
20   BOOK 『定本 市島三千雄詩集』
    No Poem,No Life 12(最終回) 長澤忍
21~22 「野口久光 シネマ・グラフィックス」展を巡って 藤井素彦学芸員インタビュー
23   BOOK 遠藤麻理『自望自棄 わたしがこうなった88の理由』
    演劇 スタニスラフスキー・システムWS
24   しからば腹蔵なく申し上げなん 4 干場貴之
    リレー連載 I like it ! ⑨
25   どうしてこんなに映画なんだろう 56 えのきどいちろう
    猫と暮らして 50
    あ・ら・かると *有元利夫版画の世界 感想
26   声風―SEIFU―
    タイラのイラストルポ チームラボ展
27~28 南の果てより愛をこめて 347 恩田雅和
    ピックアップ情報
29   ピックアップレポート 編集後記

《スタッフコメント》
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皆さんは2017年に、どのくらい映画をご覧になりましたか?
僕は…そこそこです(結構少ないです!)。
TVCMなどで映画のネット配信についてよく目にするようになったと思います。
映画館に行っても、スマホやタブレット、ネットにつないだTVなどで、
簡単に好きな時に好きな映画を見られる宣伝を、よく目にします。
(映画館に映画を見に行っているのに、スマホで見ろって!?)
ネット配信、だんだん浸透してきましたね。
決して悪いことではないのですが、映画館にとってはちょっと問題です。
なのですが、例えばプロジェクションマッピングのイベントや、冬のイルミネーションのイベントなど、そこに魅力的なものがあれば、人は足を運んででも見に行くものです。
シネ・ウインドもそう。
そこでしか見られない、出会えないものや人があるから、そこへ行く。
ちょっと前までは当たり前のことでしたが、これからはどんどん重要なことになっていきますね。
2018年も、良い映画や良いイベント、演劇、展覧会などに出会えますように。
(タイラ)

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(月刊ウインド編集部 市川)