月刊ウインド2014年6月号(345号)

2014年5月25日
シネ・ウインド

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表紙は、“「ちゃんと好き」ってどういうこと?”というキャッチが刺激的な映画

「サッドティー」。(6/28~7/11上映)。

第24回にいがた国際映画祭作品を含む、6月のシネ・ウインド上映作品紹介&時間を完全掲載。

ゲスト来館レポートは7/19からの再上映が決まった「夢は牛のお医者さん」主演・丸山さん&

TeNY久保田アナ&時田監督&笛人・本宮宏美、

「SAVE THE CLUB NOON」宮本監督&企画・佐伯さん、

「ある精肉店のはなし」纐纈監督。

特集はスタッフが実際に歩いて感じた内野の魅力いっぱいの「ブラウインド 内野・新川編」。

演劇取材記事は「りゅーとぴあ芸術監督・笹部博司に聞く 井上芳雄による『夜と霧』」(公演:7/18~20)と、

「劇団ハンニャーズ取材 月潟稽古場改装と7月公演」(7/13~の公演「ウルトラリップス0」が楽しみ♪)。

他にも、感想やオススメ、連載など盛りだくさん。

コラムニストでアルビレックス新潟ウォッチャー えのきどいちろう「どうしてこんなに映画なんだろう」、

天満天神繁昌亭支配人・恩田雅和「南の果てより愛をこめて」、好評連載中!

 

●6/15(日)は父の日。今年は「シネ・ウインド入会」を贈りませんか。

一緒に映画を見て、共通の話題で会話も楽しく(^.^)

どんな「もの」より、そんな時間が、お父さんの心を掴む

…かもしれません。

 

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《6月号 もくじ》

 

1~2 スケジュール表 料金表 もくじ

3~12 シネ・ウインド インフォメーション

     「アクト・オブ・キリング」

     「バチカンで逢いましょう」

     「5つ数えれば君の夢」

     「戦火のナージャ」

     「遥かなる勝利へ」

     「ダーク・ブラッド」

     「ラヴレース」

     「家族の灯り」

     「父は家元 遠州流茶道 綺麗さびの世界」

     「サッドティー」

     第24回にいがた国際映画祭

13~14 事務局通信

15   イベント報告

     *「夢は牛のお医者さん」ゲスト来館

16~17 来館レポート

     *宮本杜朗監督&佐伯慎亮(企画)(「SAVE THE CLUB NOON」)

     *纐纈あや監督(「ある精肉店のはなし」)

    どこにも無い場所97 鈴木良一

18   ウインド あ・ら・かると

     *映画の中の市民社会 講座に参加して

     *「洲之内徹と現代画廊」展を見て

19   ウインドのオススメ

     *金子孝信展に寄せて

    演劇 芸術監督・笹部博司に聞く 井上芳雄による「夜と霧」

20   演劇 劇団ハンニャーズ取材 月潟稽古場改装と7月公演

21~24 ブラウインド 内野・新川編

25   どうしてこんなに映画なんだろう 13 えのきどいちろう

    「LIFE-mag.vol.007」を読んで

    記憶の箱から 94 福島市男

26   声風―SEIFU―

    猫と暮らして その9

    南の果てより愛をこめて304 恩田雅和

27~28 ピックアップ情報

29   ピックアップレポート 編集後記

 

《スタッフコメント》

 

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「ブラタモリ」を“今いちばんファンキーな番組”と評し、熱中した頃から数年が経つ。何気ない街並みのすぐ背後にある歴史や、川の痕跡・高低差に眼を輝かすタモリの姿に、無性に惹きつけられた。まるで寝た子を起こされたように、街歩きの虫が騒ぎだしたのはこれ以降か(この頃、「安吾の会」「市島三千雄を語り継ぐ会」等で構成される“まちなかの文学を歩く会”の活動も始まった)。

「ブラウインド」も当初は「ブラタモリ」へのオマージュとして企画したが、「新潟下町編」(11年11月号)、「沼垂編」(12年6月号)、「万代島・流作場編」(13年6月号)、「内野・新川編」(14年6月号)と回を重ねるにつれ、独自のものが少しずつ生まれてきたように思う。低地というイメージが強い新潟にもある土地の起伏や、川の痕跡が生み出す街並みの多様さ。水の街・新潟への愛着が、この企画を通して日々強まっている。“郷土愛”やら“愛国心”なんて偏屈なものではなく、自分の半径数キロの街や人への慈しみが、自然と胸の中でざわつき始めるのだ。

皆様にも誰かを誘って身近な街を歩き、土地の個性に少しだけ注目することをお勧めしたい。意外とヤミツキになりますよ。それにつけても、「ブラタモリ」が再開されないものかしらん。(久志田喜八郎)

 

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(月刊ウインド編集部 市川)