2020/11/14~11/20
一般1000円、シネ・ウインド会員・高校生以下・障害者手帳提示500円
この町ではかつての熱い戦いが、脈々と受け継がれている。
新潟県新潟市南区。約300年の歴史をもつと伝えられる白根大凧合戦。毎年6月に5日間開催されている凧の祭りである。この大凧合戦は一般的な「凧揚げ」ではなく、畳24畳大の大凧や畳5畳程の巻凧の二種類の凧を東西に分かれて、それぞれ揚げた凧の綱を絡ませ、川を挟んで互いに引張り合い、相手の綱を切るという、まさに「合戦」。各組の人々が1年間をかけ、素材集めから製作まで自分達で行い、合戦に挑む。その様子を三年間に渡り、カメラを向けた。
そこには凧と共に暮らす人々の生活があり、技術の民間伝承、少子化、過疎化といった様々な問題を抱えながらも、凧合戦を愛する人々が記録されている。
【協力:風と大地のめぐみ実行委員会】