マルモイ ことばあつめ

マルモイ ことばあつめ
2020/6/136/26
マルモイ ことばあつめ

1940年代・ 京城 日本統治時代の 韓国・ ソウルの呼称 盗みなどで生計をたてていたお調子者の パ ンス(ユ・へジン)は、ある日、息子の授業料を払うためにジョンファン(ユン・ゲサン)のバッグを盗む。ジョンファンは親日派の父親を持つ裕福な家庭の息子でしたが、彼は父に秘密で、失われていく朝鮮語(韓国語を守るために朝鮮語の辞書を作ろうと各地の方言などあらゆる ことば を集めていました。日本統治下 の朝鮮半島 では、自分たちの言語から日本語を話すことへ、名前すらも日本式となっていく時代だったのです。その一方で、パンスはそもそも学校に通ったことがなく、母国語である 朝鮮 語の読み方や書き方すら知らない。パンスは盗んだバッグをめぐってジョンファンと出会い、そしてジョンファンの辞書作りを通して、自分の話す母国の言葉の大切さを知り・・・・。

初監督のオム・ユナが自身の脚本作『タクシー運転手約束は海を越えて』と同様に、多くの ごく普通の 人々が、歴史を作り上げるさまを見事に描き上げた傑作! 民族の言葉 が 消えゆく1940 年代、言葉を守 り、 国を守ろうとした人たちがいた。 全国の言葉・方言を集める“マルモイ(ことばあつめ) 作戦 ”が 初の映画化!