2023/1/14~1/27
会員・一般1400円、障害者手帳等提示1200円
© 1961 STUDIOCANAL - Da. Ma. Cinematografica
28歳のベルモンドがクールに演じた〈死神〉と呼ばれた伝説のギャングの愛と友情。
ジャン・ベッケル監督が初めてメガホンを取ったフレンチ・フィルム・ノワールの傑作!
「穴」、「墓場なき野郎ども」が映画化されて好評を博していたジョゼ・ジョヴァンニ原作の暗黒街小説「ひとり娘」の最初の映画化(2度目の映画化がジョヴァンニ自身の監督による『ラ・スクムーン』(72))。名匠ジャック・ベッケルの息子で、父の『モンパルナスの灯』(58)や『穴』(60)で助監督を務めたジャン・ベッケルの監督デビュー作である。HDリマスターによる60年ぶりの劇場公開となる。
共演はベルモンド演じる主人公ロベルト・ラ・ロッカの親友グザヴィエに『わが青春のマリアンヌ』(55)、『宿命』(57)のピエール・ヴァネック。その妹ジュヌヴィエーブに『ポンペイ最後の日』(58)、『隊長ブーリバ』(62)のクリスティーネ・カウフマン。リメイク版『ラ・スクムーン』ではグザヴィエを演じるミシェル・コンスタンタンが本作ではアメリカ人ギャング団のリーダーを演じている。脚本はジョヴァンニとジャン・ベッケルの共同で、ジョヴァンニはセリフも担当している。『ラ・ムクスーン』と同じ物語だが、こちらの方が全体的にドライタッチになっている。