2023/2/25~3/10
2/25(土) 上映後トーク&映画館見学
(C)2022「銀平町シネマブルース」製作委員会
時代遅れのミニシアター"銀平スカラ座"は本日も何とか営業中。
ひとときの祭りの終わりと新たな旅の始まりの物語。
かつて青春時代を過ごした町・銀平町に帰ってきた一文無しの青年・近藤は、ひょんなことから映画好きのホームレスの佐藤と、映画館"銀平スカラ座"の支配人・梶原と出会い、バイトを始める。同僚のスタッフ、老練な映写技師、個性豊かな映画館の常連客との出会いを経て、近藤はかつての自分と向き合い始めるが・・・。
映画界屈指の作り手・城定秀夫といまおかしんじが初タッグで描くのは、時代遅れの小さな映画館を舞台に、くすぶる元映画監督と映画好きの愛すべきバカ者たちが一瞬の夢を見るために集まり奔走する、ひとときの祭りの終わりと新たな旅の始まりの物語。
出演には本作が本格的な出演復帰作となる小出恵介を中心に、浅田美代子、渡辺裕之、吹越満、藤田朋子、片岡礼子ら豪華ベテラン俳優陣や人気ミュージシャンの藤原さくら、彼女とのPodcast番組が人気急上昇中の日高七海。そして『ビリーバーズ』の宇野祥平、『愛なのに』の中島歩とさとうほなみ、『アルプススタンドのはしの方』の小野莉奈と平井亜門など城定監督の過去作でお馴染みの面々など個性豊かなキャスト陣が集結した。
本作は、埼玉県にある現役ミニシアター・川越スカラ座をロケセットとして撮影を敢行。年齢も境遇も違う、多種多様な人間たちを受容する映画館という場所で、ひとときの高揚とそこはかとない物悲しさに満ちた人間模様がジンワリと胸を打つ快作が誕生した―――。