ラーマーヤナ ラーマ王子伝説

ラーマーヤナ ラーマ王子伝説
2024/12/712/13
12/7(土) 羽倉美和さんによる伝統舞踊バラタナティヤムのミニ公演&遠藤麻理さんトークあり
ラーマーヤナ ラーマ王子伝説

古代インド、コーサラ国の王城アヨーディアでは、3人の王妃に4人の王子が生まれそれぞれ立派に成長した。宮廷内の陰謀により14年間にわたり宮殿を追放された王子ラーマは、絶世の美女シータ妃をともなって森に隠棲していた。そんな折、森の悪魔を退治したラーマは魔王ラヴァナの怒りをかい、妻シータを誘拐されてしまう。  猿軍の協力を得てシータの救出に向かうラーマ。しかし強力なラヴァナ軍と戦闘中に弟ラクシュマナは瀕死の重傷を負う。このとき猿軍の将ハヌマ-ンが天翔けてヒマラヤに飛び、傷を癒す薬草の生えた山をそのまま担いで運び、弟ラクシュマナの命を救う。やがてラーマ軍は“天の武器”を使ってラヴァナ軍を倒し、アヨーディアに凱旋する


1984年、日本側は佐々木皓一氏をインド側はインドアニメ界の最高峰ラム・モハン氏を監督として迎えて制作開始。シナリオ、美術設定、セリフ録音、音楽などをインド側が担当し、ストーリーボード、背景、原画、動画、彩色、撮影、編集などを日本側が担当した。
インド側は当代一流のシナリオライターや音楽監督、美術家、映画俳優が参加し、日本側も宮崎駿監督作品でも活躍していた優秀なアニメーターたちを含め総勢450名、100,000枚以上の手書きセル画により、およそ8億円が投じられ9年の歳月をかけて1992年12月に完成した。