巴里祭

巴里祭
2019/9/219/27
ルネクレール生誕120周年

フランスの巨匠ルネ・クレール監督の初期の代表作のひとつで、フランス革命記念日「巴里祭」の前日に織り成される男女のすれ違いの恋の行方を情緒豊かに描いたラブストーリー。アパルトマンの向かいどうしに住むタクシー運転手のジャンと花売り娘のアンナは、密かにひかれ合っていた。巴里祭の前日である7月13日、にわか雨をきっかけに心を通わせた2人は、翌日に踊りにいく約束をする。しかし、思いがけない出来事によって彼らの仲は引き裂かれ……。1932年製作で、日本では翌33年に公開。2019年6月、クレール監督の生誕120周年を記念して4Kデジタルリマスター版が公開。

1932年製作/86分/フランス
原題:Quatorze Juillet
配給:セテラ・インターナショナル
日本初公開:1933年