毎週土曜日はシネ・ウインド会員による運営機関「上映企画部」打ち合わせの日です。
席に座ったその瞬間から「映画」の時間は始まる
映画館のハシゴをしたことはありますか?自分が東京へ行った時は新潟県では観られない大きなスクリーンのある映画館から地元のミニシアターをハシゴしました。
どこの映画館でも上映前には必ず予告編が流れます。人によっては「早く映画を見せてくれ」と焦れったい気持ちになっている人もいると聞きます。しかし、普段から映画の情報にアンテナを張ってる人ばかりが映画館に来る訳ではありません。ふらっと劇場に来た人、出演俳優のファンで初めてシネ・ウインドに来館される方など様々なお客さんが「あれ?こんな映画もあるんだ」「この人、この映画にも出てるんだ」など気づいてもらえる事もあります。


予告編とは「映画館からのメッセージ」なのです。特にシネ・ウインドなどのミニシアターではその意図が強く反映されていると思います。東京のミニシアターに行った時、韓国映画の予告編が多く流れているのが印象的でした。「ここは韓国映画を推しているんだな」と映画館の個性を知る事が出来たり、新潟では上映予定がない作品を知るキッカケにもなりました。
そう「予告編」一つとってもシネ・ウインドでは様々な工夫がなされているのです。「この映画に来てくれるなら、きっとこの作品も興味があるはず…」と同じ系統や同ジャンルの映画の予告編を付けたりしています。
映画が上映されるまでの間、予告編を観て少し考えを巡らせるのも有意義な時間となるかと思います。シネ・ウインドで過ごす1分1秒が皆様にとって素敵な時間になればと願っています。
渋谷恭平
2月現在、上映についてアンケートを実施しています。よろしければ劇場や作品についてご意見・ご感想をお聞かせください。毎週土曜日の上映企画会議にて参考にいたします。
また、書棚横に設置してありますロビーノートにも映画の感想などご記入いただけます。こちらは月刊ウインドに感想のコメントが掲載される場合がありますので、よろしければ一筆をお願いします。

シネ・ウインド上映企画部では、上映作品の選定や、作品紹介をお手伝いしてくれる方を募集しています。上映企画会議は毎週土曜19時より、事務所2Fフリースペースにて。映画館の運営に興味がある方、見学・入部など、お気軽に劇場スタッフにお声掛けください。