聞いた話ですが、オオタヴィン監督『夢みる小学校』は新潟県での上映会実績がとても多い作品とのことです。新潟県民に愛される映画を手掛け続けるオオタ監督の最新作『夢みる校長先生』の新潟上映初日となった11/11(土)の上映後、新潟の学校・教育・子どもに関わる生き方をしている3人の達人をお招きしトークイベントを行ないました。
登壇したのは、地域と学校との協働を促進する活動も行っている特定非営利活動法人《みらいずworks》の角野仁美さん、演劇鑑賞を通して子どもたちの感性を育む活動を行う《子ども劇場おやこ劇場新潟県センター》事務局長の柳弘紀さん、そして進行役を新潟市立高志中等教育学校・元校長の上野昌弘にお願いし、とても活発な意見交換が交わされました。
たくさん印象に残る言葉があったのですが、柳さんが話した「子どもが大人を信頼しているのはとても大事」という発言が印象に残りました。そして角野さんや上野さんのご自身の体験に基づく内容も深くうなずくばかり。角野さんは「対話の重要性」を伝え、映画の内容とも重なり多くの来場者の共感を得ていたと思います。
観客からも積極的な発言もあり1時間では足りないくらいでした。最後に本作制作の「まほろばスタジオ」広報の太田悦子さんから、オオタヴィン監督の新作『夢みる小学校2023完結編』『夢みる給食』の来年2月新潟上映を発表。これまでとこれからの作品がより多くの新潟県民に広がる予感に満ちたイベントとなりました。
角野さん、柳さん、上野さん、太田さん、ありがとうございました!