『老ナルキソス』上映に向かって〜1〜

荒木夏実

 昨年11月。シネ・ウインドのポスター掲示板に突如現れた『老ナルキソス』のポスター。上映日の記載も無く黒地に老若男性の裸体が写るポスターにびっくりされたと思います。その後、そのポスターに“仲間募集”と個人のフルネーム、携帯電話番号が追加されました。
 集まった仲間は現在約80名。シネ・ウインドでは監督、俳優、国、ジャンル推しの上映応援チームがありますが、私達は『老ナルキソス』一本推しです。
 事の発端は、ながおか映画祭で『老ナルキソス』を観た私が記事に書き、それを読んだ井上支配人が「他に上映希望をしている方がいます。」と相棒と引き合わせてくれました。そこから共に仲間を集め始め、シネ・ウインドのボランティアスタッフ、会員、会員の知り合いが集まりました。
 私はLGBTQに全く興味がなかったのに同性愛への理解が深まったこと、社会制度や歴史まで知れたこと。このたった1本の映画が持つ力に圧倒され多くの人に届けいたいと思った。社会制度が登場したり、社会のトピックについて描かれていても面白くなければ絶対人には薦めない。老絵本作家(田村泰二郎)の面倒臭さと愛らしさ、美しく若い男娼(水石亜飛夢)の魅力溢れる眼差しと空気。友情、恋愛、家族。なぜ受け入れられるのか分からない営みのシーン。単なる社会派映画でも、単なる人間ドラマでも、単なるBLでもない不思議な映画。
 4月12日(土)公開です。初日は東海林毅監督と県内から素敵なゲストを迎えトークを行うほか、連日ゲストトークを目指して企画中です。この映画は一人で終わらせるには勿体無い。1週間上映です。ご来場お待ちしております!

仲間になっていただける方はこちらまで↓
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