猫は何匹いても良い

シネ・ウインド
店の看板猫 みず(左)と うず(右)

我が家というかお店には、2匹の猫がいる。住んでいる人間もどちらかというと猫に近そうなので(昨年生まれた娘の名前はマオ、中国語で猫の意味ももつ)、合計5匹の猫で暮らしているようなものだと個人的には思っている。猫は何匹いても良い、いつでも触れる場所に猫がいる環境こそ至高というのが、私の生家の中心にある考えだった。それに則り、先日妻に本物の猫を8匹まで増やしていいかと尋ねたところ、あまり実質的な世話をせずに一緒に寝たりかわいがったりしているだけじゃない…と、やや渋られてしまった。まるで小学生のようなあしらわれ方だが、考えてみれば確かに、普段の私は猫と一緒に寝たり起きたり、なでたり嚙まれたりしているだけだったので、しばらくは大人しくしておくことにした。少しずつ増やせば、気付かれないかもしれない。

次回は、趣味で調べたり占いをしている数字と、猫との関係の考察について書ければと思う。

(ぺがさす荘 山貝悠〈1〉)

■「ぺがさす荘」は、アートと猫好きの集まる一軒家の実家的カフェバー。2台のグランドピアノをはじめ、楽器いろいろ。各種講座、ライブ、DJイベントなども多数開催されています。

 Art Cafe&BAR ぺがさす荘

 新潟市中央区紫竹山7-14-20(基本的に月火定休、18時~)

寝ている時以外は、家の破壊活動に専念

※月刊ウインド2022年6月号掲載

■月刊ウインドの人気連載、2回ずつで書き手が変わるリレーコラムです。ウチの猫、ウチの犬のことが書きたい!という方は、月刊ウインド編集部までご連絡ください。

 

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